欠けた街を見てた 「変わらない」 日々の背中を 欠けた月を見てた 「変われない」 私の事を 何も知らないまま 書き残した「大人になれば」 何も言わないから 少しだけ ここに居させて 注いだ 惰性が 伸びた髪が 今じゃ 空になった 景色を隠してる そうして君の事ずっと 今までずっと 忘れてたはずなのに なんで 私は 泣いてるの 書き出した言葉を 掻き鳴らした夜の事 私まだ覚えてる 君のその 笑い方も 宛てのないこの歌が 錆びついた時には 嘘でもいいから 笑いかけて あの日見てた夢を 今もまだ 描いてますか? なんてまたあなたを 思ってしまう 馬鹿らしいでしょう? もしもまたどこかで すれ違ったとしても 振り向かないでね 涙が出る 書き出した言葉を 掻き鳴らした夜の事 私まだ覚えてるんだ 君のその 笑い方も もしもまたどこかで すれ違えたとしたら 嘘でもいいから 笑いかけてよ ねぇ