もう少しだけ 隣にいたくて 伸ばした指は 雨にほどけた 名前を呼べば 届きそうなのに 笑う横顔 夜に溶けてく 何気ない日々を 宝物だって 失くしてから やっと気づいた 同じ景色も 色をなくして 君のいない 道になる それすら叶わない ただ抱き寄せることさえ ささやかな願いほど どうして遠くなるんだろう さよならのあとでも 消えない温もりだけが 触れられないのに 今も胸を締めつける 約束なんて いらないよと 強がる声が 震えていた うなずくたびに 遠くなってく 戻れないこと 知りながら 誰も悪くは なかったはずさ それでも胸は 責め続ける もしもあの日に 戻れたとしても 同じ言葉を 選べるかな 幸せでいてねと つぶやいたあの夜に 言えなかった 「好きだよ」が 雨に落ちた それすら叶わない ただ抱き寄せることさえ 誰より願っている 離れても変わらないまま さよならの先でも 君の笑顔を祈るよ 触れられないのに 今でも君を想う それすら叶わない 願いを 抱きしめて
