あと少しだけ 声を聞きたくて 閉じたまぶたに 面影を探す 名前を呼べば 返る気がして 空の向こうに 問いかけてる 何でもない日が 奇跡だったと 失くした今なら わかるのに 同じ夕焼け 色を変えずに 君だけいない 世界になる 声さえ届かない ただ触れることさえ ささやかな祈りほど どうして儚いんだろう さよならのあとでも 残った温もりだけが 抱きしめられずに 涙だけあふれる 「また明日ね」と 笑った声が 最後になると 知らないまま 振り向く背中 追いかけられず 「元気でいてね」 風に消えた 誰のせいでもないはずなのに それでも胸は悔やみ続ける もしも時間が戻るのならば 強く強く抱きしめたい 声さえ届かない ただ触れることさえ 思い出ばかり増えて 夜が長くなる 「大丈夫」その一言 今は言えなくても あなたがくれた日々を 灯りにして歩く 幸せだったよと 空に向かって言えば こぼれ落ちる涙が ありがとうに 変わっていく 声さえ届かない ただ触れることさえ 誰より願っている 今も変わらないまま さよならの先でも あなたの笑顔を祈るよ 触れられなくても 心はそばにいる それさえ届かない 願いを抱きしめて
