誰もが寝静まった夜に 星空の中をお散歩しようよ 二人だけになった世界を少し 歩こうよ 途方もない旅を終えた星屑が 僕らの頬を撫でたら 永遠を感じていられる 固くなった雪が作る二人の足跡 白い息はすぐ風に消えて 君が微笑む 舞台袖に集まった星たちが噂を 始めたら 深く落ちた夜の続きを二人で 覗こうよ 夜空に 星屑の声が 二人だけの世界に響いて 途方もなく広がっていく空を 旅する流星たちの光を見送って 握った手のつなぎ目をゆっくりと 溶かして 愛が零れる ♪ 君が僕の特別であるように 君の特別は僕であって たまに痛くなってしまうのは 心がもう繋がっているから 暖かさに気付いてしまったなら 冷たさが怖くなって もうどこでもいいからさ 触れていたいんだ かじかんだ手をそのままにしないで 差し出してくれるなら 僕は僕の一番暖かい 場所でお迎えするのに 星降る夜を旅する二人を優しく 包みこんで 静寂が響く星屑の世界 手を繋いで寄り添っていたいよ ♪ 宇宙へと消える流星は彼方 僕らもそろそろ帰ろうか 次にここを通る日に僕らはもう 空へと消えているかな もしも二人がまだここに立って そのしわくちゃな手を握り合って 想い続けられたら 今の想いも全部 閉じ込めた夜空と語り明かそうよ ♪ 夜空に 星屑の声が 二人を包む世界に響いて 途方もなく広がっていく空を 旅する流星と僕らが約束をする 星降る夜を歩く二人だけの世界で 愛が零れる