擦りむいた路傍に吐瀉 戯れているだけなの? 痛いでしょ? 麻痺して壊れて 耐え忍ぶ だけの傀儡になっていても 涙も流れない 揃わない 想いに後悔ある訳ないのに これもあなたの思い通り? ゆらゆら 踊らされてる ふらふら いつかを探す ほらもう 戻れない 指先の 糸はとうに 切れていたのね 降り出した 途方に暮れ雨晒し 透明の糸は落ちる 何度も訝しんだ胸の 奥底で赤を探していた 振り出しならば どれだけ楽だろうな あなたを知らずに 生きれたら よかった よかったのに ゆらゆら 踊らされてる ふらふら どうにもならない成りで ほらもう 戻らない 春を粧した瞳 熱りの無い季節を 踊れないと