淀んでいく瞳は 濁った帷を覗いて 相変わらず 酷く愉快な 宵を踊るだけ 利口振った 匿い切れぬ 生活の成れの果て 愛想尽きた 望まなきゃ 憂鬱の顔すら しれないのに 「散々だ」 焦がれるだけ 焦がれ切って 酒気帯び茹だった 人差し指喉が 擦り切れるまで 金 花 歌 四季よ 惚けるまで ほら 口実 哀惜 揃えて綴って 冷めない理由を 残して喚くだけ 惰性が芽生えて 花を咲かすなら ここには残れない 「散々だ」 焦がれるだけ 焦がれ切って 酒気帯び茹だった 人差し指喉が 擦り切れるまで 金 花 歌 四季よ 惚けるまで ほら