あの日見つけた星空を 小さく笑ってる君の横 一番輝く星の名を小さく呟いた 少し遠い 街は賑やかで 少し寒い 日は沈み切って 僕たちは灯りのないところへ 吸い込まれて 手を繋いで 灯りが消えるまで 昔、交わしていた言葉 大きくなっても一緒だよ 寒くて赤くなった鼻と 頬はあったかくなったままで 二人顔を合わせ笑い 静かな空に溶け込んでいく 上から見下ろしてた星も何故か照れ 臭くなった 少し遅い 日々は穏やかで 少し早い 時間は止まらない 僕たちは終わりも決めないで 少しだけ もう少しだけ 君以外忘れて 大人になったら何をしよう 荷物も持たずに旅に出よう 財布とポケットにハンカチと 君がいればどこへでも あの日見つけた星空を 小さく笑ってる君の横 一番輝く星は今近くで光っている いつも僕を照らしてる