ほんの少しだけの些細なことが 私の心をゆらゆら揺さぶるのです きっとそれは君の瞳に 映る影の秘密を 見つけてしまったから 優しい嘘で甘やかさないで 間に受けてわたしバカみたいだ 恋が枯れた羊の季節 白い息は夜空を彷徨って 行く宛も無く消えて行くけれど この魔法は溶けそうもない 行きずりの風が窓を震わせる タイミングが違えば 変わってたのかな あとは沈んでくだけのベットの中で 君の幸せなんて くだらないこと願ってしまうのです カイロ代わりにくれた缶コーヒー 無邪気な顔で優しくしないで 君に触れた羊の季節 眠たいふりで見つめてた横顔 白い雪が街を染めていく 幼い夢を解かして 撫でてくれた ボアのアウター 指の無い手袋 重たいマフラー "羊みたいだ"って また言って欲しいよ わたしを捕まえて 君が昏れた羊の季節 震える声寒さのせいにして 白い息が終わりを告げても この魔法は溶けそうもない この魔法は溶けそうもない