終礼の合図で向かうは 思い出のリバーサイド へこんだタイヤ弾ませて どこにだって行けそうさ 鼓膜に詰め込んだ よく分からない歌 背伸びをする度に 上がるBPM 草の群れを掻き分けて 塞ぎ込んだ時代を切り拓け 背中には世界中の 喜びをたいらげて浮かぶような 燃える赤い空 営み運ぶ橋の下 寝転がったリバーサイド もどかしさはせせらぎに溶けて 街中を濡らすんだ 切り裂けテレキャスター 飛び出すシャープナインス 瞬きするように 刻むエイトビート 黄昏に石を投げて こぼれ落ちる未来を掴み取れ 影を振り切る早さで 駆けて行く背中には君がいて ずっと笑っていた 身の程知らずの記憶を 思い出してみたんだ 突き詰めればそれは夢遊病 どこまで彷徨えるか 確かめよう確かめよう 草の群れを掻き分けて 塞ぎ込んだ時代を切り拓け 背中には世界中の 喜びをたいらげて浮かぶような 燃える赤い空