少しずつ飲み込んでみてよ 渇いた空澄み渡って 見えなくなるまで繰り返そう 僕らはまた透明に近づいた 駆け抜ける逆さまの景色 振り返ると誰もいなくって なんでもない世界の秘密に 気づいただけ崩れ落ちそう ふらつく体を起こした午前3時前 目を刺すネオンサインが スロウに見えてくるわ どうしてこうなったんだ 有効点にならなくて 消えかかった闇に落っこちた 画面の端追いやったダイアログ デタラメに伸ばした境界線 ありきたりな言葉だけで どこまでも遠くを照らすんだ 青い影がモノクロになっても 踵を打ち鳴らして進んで行けばいい もう忘れて良いんだよ 巡り合えた何もかも でもつむじ風が運ぶ幸せに もう少し足踏みしてたいんだ 空回りする秒針 置いてけぼりの狭い部屋 最後のシーンに 相応しいセリフが 見つからないまま 曖昧じゃいられなくて 隠し持った鏡で手を切った 引き剥がしても消えないダイアリー ドロドロに溶けてしまえれば 軽はずみな誓いだけで 同じ夢を見続けてるんだ 青い影が散り散りになっても 向かい風 鼻歌なびかせて 行けばいい 少しずつでも 飲み込んでみてよ どうしてこうなった 有効点にならなくて 消えかかった闇に落っこちた 画面の端追いやったダイアログ デタラメに伸ばした境界線 ありきたりな言葉だけで どこまでも遠くを照らすんだ 青い影がモノクロになっても 踵を打ち鳴らして進んで行けばいい