いつものように君の愚痴を聞いて いつものように、バレないよう 君の仕草を目で追って 忙しない日々に 重なる想いが 棘になったのは 映画のようなラブストーリー それが嘘だと気付けなかったから 君は僕の事を優しい人と言わないで ねぇ 辛くなるから 「あのね、本当はね、」 まだ言えないまま 優しい人のままなんだ いつものように 君が笑いかけて いつものように 叶わない期待をしてしまうから いつだって僕は君の好きな 人になれないのは分かってる 映画のようなハッピーエンド それが信じたかったなんて 君は僕の事を 愛してなどくれないから ねぇ 分からないでしょう? 触れるその手が 僕にとってどんな 意味を持つか知らないでしょう? 君は僕のことを優しい人と 言わないで ねぇ 辛くなるから 「あのね、本当はね」 まだ言わないまま さよならを… しないと… しなくちゃ “優しい人"のままなんだ