錆びた町 賑やかな夜 一輪の花に乗せた 僕の声 君の声はもう 泡沫の記憶 写真の中に見た夢を ガラス玉 押し込めた 溢れた この虎耳草(ゆきのした) ふわり 溶けた 君との日々は 咲いた 咲いた 宵の向日葵 今も僕の側で まだ泣いて 泣いてるんだ 何も 変わる事無い日に 薄闇に包まれる空 あと何万回 染まるの 繰り返す irony ただそっと見つめていたんだ 今も変わらぬ 色 嗚呼 君と見た夢花火 心揺らぐ 刹那 彩り また溢れた この虎耳草 はらり 解けた 君との日々は 咲いた 咲いた 宵の向日葵 今も君の側で 笑っているよ あの時の 記憶連れて 滲む町のセンテンス 何も変わる事無い日々