この世界の終わりに ぼくら笑って抱きあって 他愛ない 思い出かき集めていた どうしてぼくらはじめから こうしなかったんだろうって 最後の最後に気が付いたんだ きみは何度も何度も昇りつめ 頂きへたどり着く ぼくはあとから 追いつき沈んでく どこにも辿りつかない merry-go-round みたいに 儚く 刹那くて この世界の終わりに ぼくら笑って抱きあって 他愛ない 思い出かき集めていた この世界の終わりに 汗だくで夕日ながめて つながらない 未来を確かめて 泣いた 永遠なんかないって なんて美しいことなんだろう きみは目を閉じて眠ってるみたいだ 完璧じゃない君こそが 完璧な君だったよね 最初から 愛していた この世界の終わりに ぼくはきみを抱きしめて 他愛ない 思い出かき集めていた この世界の終わりに ひとりきり夕日ながめて つながらない 未来をかき集めていた
