Track byClematis
桜の季節で故郷とお別れ 古ぼけた腕で壊した言葉を探す 夕日を磨いて消えた水平線 暗がりで光る 全てにまじないをかけて 相変わらず日が過ぎて 踊るスクリーンの中で目覚めて ときどきは思い出したい ここが思い出じゃなくても 陽だまりの隅でさわぐ雨になる くたびれた路面叩いて すみかを探す 秋風で舞っている ぼくは落ち葉を拾い集めた 終わりと始まりの中をさまよい これからが続いていく この街の秋が終わっても 取り残されたチケットを持つ 終わらないラストシーンさ