つよがってみせても かぜがふく こころになにが たりないのか なにもいらない さいしょから のぞんだことも なかったのに なりたくても なりきれない ぼくがのぞんだ おおかみに きえかけたあい てをのばせば とどくというの まだぼくは うしなったきおくに のこるあい こころにきざむ にくしみより なにがほしくて いらだつの のぞんだことも なかったのに きめたはずが なりきれない ぼくがのぞんだ おおかみに ちらばったあい あつめたなら もどってくるの まだぼくは ほえたってかわらぬ むなしさが こころにいつも ひろがるだけ なにをもとめて もがくのか のぞんだことも なかったのに すてきれずに ゆれたままで ぼくはなれない おおかみに のこされたあい しんじたなら てにいれられる まだぼくは
