海よりずっと濁っている 固まりかけた印の跡 弾けた泡 また何かを 伝えようとしていた 青く染まりかける影の その先に見えるのは 僕らの中のアクア 誰か触れたら 壊れてしまう位脆くて 繋ぎ合って選んだ 最後は全てが 愛しく覆われていますように 君よりずっと願っている 確かに在ったあの白さを 水平線は手を握るよ 導く為の標となって行く 漂白しなくとも綺麗な貴方は 私の夢になる 輝きだしたアクア 時が触れたら いつしか仕舞うその日が来ても 混ざり合って選んだ 君との未来は 語り継がれて行く神話になれる 波の音に消されないような 揺れ続けている水色の心像 誰よりも透き通って 僕らの中のアクア 今流れたら 寄り添いながら重ねる日々よ 抱きしめ合って選んだ 古びた合図でいいさ 優しく包まれていますように また連れて行ってアクア