君の声が 今も残る いつもの帰り道にいつもの温度で 季節が変わる手前 あの頃を思い出す 浮かぶは煙と君の笑顔 未練とは違う想い 手を振る君の寂しい笑顔に 手を振ることしかできなくて 「いつかまたね」 「またいつか会おうね」 なんて「いつか」はないのに あの頃の僕は言葉を願って あの頃の君は未来見て 君の面影 リフレインして 揺れる電車の中で 映る自分自身 あの時よりも少し マシになってるのかな? 星空を見上げ 思い出す 君との日々に 「なんて考えても仕方ないか」 サヨナラ告げる君の姿と ダイスキと告げる 僕の姿 気持ちふわりと 浮かぶ一方通行 混じ合わない気持ち あの頃の僕は「今」だけを見て あの頃の君は「過去」を見て 君のサヨナラがリフレインした いつもの駅つき、ドアを開ける 「おかえり」ああ今なんだ 今は今で幸せなのに どうしてリフレインする 指切りした約束さえも 大好きと抱きしめた夜も 解けていく 君の言葉 君の涙で 手を振る もう行かないと決めてたあの駅で あの時言えなかった言葉 今度こそ言うよ サヨナラバイバイ