行き交う季節を感じ 今日も僕は歩いている いきなりの予報外れの大雨に思いを 馳せて 香る匂い「けむり臭い」って それでも擦り寄る君がなんか 愛しくてこのままでもいっかってね 心地よくて 寒い中見たあの空も 目を擦って見た星空 君とは嫌じゃなくて 「ありがとう」を言わせて 「サヨナラ」を言わせて あなたがいた日々はもう届かない 「ごめんね」も言えない 「会いたい」も言えない あなたがいる季節はまだ 巡ってこない 残ったまま あれからいくつも日々を 重ねては考えている いくつも季節が過ぎて 春夏秋冬と君を重ね 「愛してる」意味を見つける旅 僕はここが終点の駅だった 君が最後に伝えたその言葉を 胸に抱きしめて僕も君に この気持ちを伝えたい 何百回と思い出して 何千回と思い出して この手紙に綴る 「親愛なるあなたへ」 巡って春が来て 巡って夏が来て あなたがいる季節を探している 巡って秋が来て 巡って冬が来る そして次の春に巡る 君に出会う春 「愛してる」今僕から君へ