「今年は例年より梅雨明けが 遅い予測です。」と 天気予報士がそう言ってたっけな コンビニに駆け込んでビニール傘を 手に取る時に 玄関先にただ増えてく ズボラな僕の性格がチラつくけど 70cmの傘を選ぶのは 君がそこにいたからなのに そんなに大柄でもない僕には 少し十分すぎるくらいだけど 相合い傘 降り頻る 悲しみの雨から君を守る為の Seventy 今は必要ないけど 今日の天気みたいに 曇った君の顔がずっと 消えてくれないから 濡れた左肩に語りかけるよ どうしたらよかったのかなんて 僕にはもうわからなかった とにかくもう疲れてしまったんだ 君が抱える迷いや不安から 守ってあげたかった でもそれらを生み出してるのも それもまたきっと僕だったんだろ 拭いきれないその矛盾の中で 君の事を愛していた 予想以上にかかるその重圧に 物怖じしてた自分の弱さに バイバイできる強さと 約束を交わせたらなんて 今更遅いけど そんなこと少し考えている 水溜りに落っこちた 一枚の紙には一体何が 書かれてたのか 滲んだインクが僕に問いかけた 相合い傘 降り頻る 悲しみの雨から君を守る為の Seventy 今は必要ないけど 今日の天気みたいに 曇った君の顔がずっと 消えてくれないから 濡れた左肩に語りかけるよ どうしたらよかったのかなんて 僕にはもうわからなかった とにかくもう疲れてしまったんだ