夕闇染まった見慣れた部屋の 片隅で膝を抱えて束の間夢を 見てたの 消えてく灯りで世界が滲む頃に さよならも言えなくなってそのまま 星を眺めてた 探しに行かなきゃ探しに行かなきゃ 懐かしい声があの子を誘う 探しに行かなきゃ 向日葵の匂いがしてきて あの子は目を閉じる 掠れていく声も軽くなった体も 誰のものでもない 私の誰のものでもない未来も 愛されたくてさ愛したくてさ 理由も 何もないままでただそこにいたかっ たのに 探しに行かなきゃ探しに行かなきゃ 憧れた日々があの子を誘う 探しに行かなきゃ 向日葵の匂いがしてきて あの子は目を閉じる きっといつか色褪せてしまうだろう 探してた花も枯れてしまうだろう 日々が過ぎて 消えてしまうあの子のことを 歌にした 何も知らない何も知らない それでもただ歌っている 探しに行かなきゃ探しに行かなきゃ 懐かしい声があの子を誘う 探しに行かなきゃ 向日葵の匂いがしてきて あの子は目を閉じる