空の飛び方なんて 誰も教えてくれなかった 眼の前に広がる全てから 逃げ出したかっただけなんだ 書き殴った紙切れの羽 目蓋の裏では羽ばたけそうで 『終わり』に 少しだけ 指が触れた気がした 「…夢は 夢のまま」 求めても 求めても 足りないモノだらけで 識らないほうがいい事ばかり 増えていく 『終わり』は いつだって 『始まり』のフリをして 見た事もない世界を 連れてくる ソレは あまりにも綺麗に ボク等を通り過ぎていく 当たり前を繰り返して 足元でいつか消えていきそうで 誰か 拾い上げる事も なくなる気がした 「…夢は 夢のまま」 求めても 求めても 足りないモノだらけで 識らないほうがいい事ばかり 増えていく ボク等は いつだって 『始まり』に期待して 見た事もない世界を 待っている ソレは あまりにも綺麗に ボク等に彩を添えていく 最後に聴いた あの歌と