「おかえり」 脱ぎ捨てた靴と 変わらないキミの顔 傘を差して帰ってこなかったの? 大事そうに胸に抱えて キミの心を識れば どんな言葉を探しただろう 持ち合わせているわけじゃないよ だから話を聴かせて この瞳に映るキミは こんなに笑って見えるのに 人知れず 雨が濡らしたキミは どうしてだろう 悲しそうに見えた もう疲れただろう 側においでよ 走り続けるには この道は長過ぎた 逃げ出すわけじゃないよ 夢を追うキミへ この温もりを 少しだけ憶えておいて この瞳に映るキミは こんなに笑って見えるのに 人知れず 月が照らしたキミは どうしてだろう 悲しそうに見えた もう疲れただろう 側においでよ 走り続けるには この道は長過ぎた 逃げ出すわけじゃないよ 夢を追うキミへ この温もりを 少しだけ憶えておいて もう歩けるだろう 空をごらんよ 祝福の歌は 聴こえはしないけど この生命が ずっと 答え続けているんだよ まだ走れるって 叫び続けているんだよ