些細な拍子に 踏み外した 濁る瞳は 何を見つめている? 拙く隠した 心の底 錆びついた夢が漂い 沈む 誰かと比べた『未来』 誰かを羨んだ『未来』 足元にぶちまけた願いを 『明日』が喰らう 見下ろす世界に 両手を広げて この鼓動は 何を刻み続けている? ボク等には まだ 鮮やか過ぎた世界よ 聞こえるか? この声が この叫びが 引き摺った足は 嘘に塗れ 被害者面で 『今』を演じている 無情に流れる 秒針の葬列 夢に似た夢が 溶けて消えた 間違い探しの『未来』 間違いだらけの『未来』 偶然のフリをして握った 僅かな正解だけを 枯れたように 咲いている花も 咲きたくても 枯れてしまう花も 知らん顔で訪れる 朝日は 平等に 生命を照らし続ける 見下ろす世界に 両手を広げて この鼓動は 何を刻み続けている? ボク等には まだ 鮮やか過ぎた世界よ 聞こえるか? この声が この叫びが ボク等は この場所で光を…