痛みを識り 零れた弱さ 確かめるように 傷をつけた そんな夜を 繰り返して きっと キミは縋るように また 誰かを信じようとした ボクが埋められなかった 何かを ボクが抱え続けられなかった 何かを 守る事も棄てる事も 出来ないまま 試されているような朝が また迎えに来る この空の星が ひとつ輝きを失くしても 誰も気づかぬまま この景色は変わらない ボクもそうだろう きっとそうだろう キミの事なんて 忘れてしまうんだろう こんな嘘だけが 残ってしまうんだろう 心の奥までは 見えない 伝えたいと願うほど 届かない キミが 泣いているように 歌っていたから 五線譜の先に キミが居ない事 気づいていた この空の星が ひとつ輝きを失くしても 誰も気づかぬまま この景色は変わらない ボクもそうだろう きっとそうだろう キミの事なんて 忘れてしまうんだろう こんな嘘だけが 残ってしまうんだろう あの星に キミを重ねてしまうんだろう