君は随分 派手になって まるで大人になったみたいだ 僕は当分 なにもなくて まるで子供のままみたい 君はこういう 時になって 決まって僕のこと見ないけど 僕はこういう 時はきっと 決まって君のことを見ちゃうのさ なぜ あれ 誰 なにそれ 頭が 疑問符の房を束ねて 甘く熟れてとめどなく 香るまるでマスカットみたいに 君の 瞳 伝う涙 僕が掬い上げてゆく 青く酸っぱく散ったこの想いに 君は甘さを見つけ溶けてく 僕も 君と 同じ枝の実になれたらな なんて言ってみたりして 眠たい目を擦りながら バルコニーで昼食を 君が笑って 僕も笑って また眠る幸せな日々 冷めてしまった 水に戻った せめて今だけでもなんて 口に含んだ 緑のキャンディーは あの夢と同じ味かもね なぜ あれ 誰 なにそれ 頭が 心が 君で溢れかえって 甘く熟れてとめどなく 香るまるでマスカットみたいに 君の 瞳 伝う涙 僕が掬い上げてゆく 青く酸っぱく散ったこの想いに 君は甘さを見つけ溶けてく 僕も 君と 同じ風に生きられたなら なんて言うより ねえ 甘く熟れてとめどなく 香るまるでマスカットみたいな 君の 瞳 伝う涙 僕が掬い上げるから 青く酸っぱく散ったこの想いに 僕は痛みを抱いてかけてく 僕も 君と 同じ枝の実になりたいな なんて言って笑い合おう