カーテンコール

歌詞

「毎度のことね」 「少し黙ってて」 擦り切れる感情 共に生きる意味を疑う 夜が更けて 面倒なことに目を瞑って また仲直りして 幸せが遠ざかる 何かを想い続ける その時間が育むものは 儚く脆いものだから 膨らみすぎてしまうと 足元がおぼつかなくなる ほんの少し尖っただけで すぐに割れてしまう 引き止めては固く結んだ 何を繋ぎ止めたんだろうね どうせまたすぐに解くんでしょ 一度切りなんだと思ったの これが何度目の最後なの 幸せの意味を履き違えてる 「ねえ聞いてるの?」 私に問いかけてるの 空っぽになったはずの 部屋と私の心に 住み着くものがとても不愉快 「話が違うの」 「元に戻してちょうだい」 声に出してみても こだまして突き刺さる また夜が迎えに来ても 私はもう一人ぼっちなの どうせ鼻で笑うんでしょ 間違い探しだと思ったの これが何個目の正解なの 終わりが見えない映画のような 「ねえ知ってるの?」 あなたに問いかけてるの 引き止めては固く結んだ 何を繋ぎ止めたんだろうね どうせまたすぐに解くんでしょ 一度切りなんだと思ったの これが何度目の最後なの 幸せの意味を履き違えてる 今になって分かったことはね 悲劇のヒロインを演じてた その美しさに溺れていた 永遠に続くと思ったの 目の前から消えてしまった 本当の終わり訪れるまで 「ねえ気づいてよ」 あの子に問いかけてるの 「あなた誰?」