一つ一つ消える街の灯り 出逢いと別れ 全てを捨ててきたキミの声が 閉じこもった 霧の深い夜を舞った 心を閉ざしながら 見上げた空 暗い世界 どうか怯えないで 舞い続ける紋白蝶 涙を零しながら 崩れそうな羽根で キミは花を探していた 「息の仕方さえも 忘れてしまいそうになるの」 1人じゃ飛べやしないから そっと立ち止まって 失ってもいいから 傷ついてもいいから もし明日が怖くても 少しだけ前を見て 「溶けそうな孤独にはもう 慣れたはずなのに」 強くなんかならなくてもいい 「キミ」のままでいい 一つ一つ灯る街の灯り 迷いと痛み 全てを捨ててきたキミの言葉 手を伸ばした 舞い続ける紋白蝶 気付いて ボクの声に 気付いて キミはもう独りじゃないという事に 失ってもいいから 傷ついてもいいから もし明日が怖くても 少しだけ前を見て 「溶けそうな孤独にはもう 慣れたはずなのに」 強くなんかならなくてもいい 「キミ」のままでいい もし今日が沈んでも もし明日が離れても 弱ささえ愛してあげればいい 羽ばたけるように