だいたい「なんでもいい」で済ませ てきたし 譲れないモノなんてそんなないし なんとなく流行りに乗って 映える画を探して 本当に好きなものも 好きかどうかわからなくなる 生きがいというやつは そんな輝くものなのか 声を出して 音を感じて この瞬間全てを閉じ込めたくて 誰もいない 小さな部屋で 今日もこんな歌を振るわせている 思いっきり青春を駆け抜けてみたい と思ったり このままで良かったんだろうなと思 ったり 後悔というやつは 日々輝きを増していく 声を出して 音を感じて あの時の記憶を綺麗にしたい 変わってゆく 街を眺めて ありきたりなことを呟いている くだらない願いも ありふれた夢の話も 跡形もなく消えてしまったはずなの に ずっとずっとずっと 焦がした胸は熱を帯びて その感情で言えずに 飲み込んだ言葉を吐き出して 声を出して 音を感じて あなたが今 感じてるものを 声を出して 音を感じて この瞬間全てを閉じ込めたくて 誰もいない 小さな部屋で 今日もこんな歌を振るわせている 戻らない日々に 火を灯すように