無理して頷いて 誰かに合わせた夜は いま僕の中で まだ何も実らせない 悔しくて歯痒くて 情けなくなったのにな 今日も作り笑い またも夜が更けて行く さぁこれから何処へ行くのかい クソな皮を被った僕よ 下心に侵されるぞ その突き当たりヨダレ垂らし 人丸ごと飲み込む朝が 口開け笑っていた 少年時代の道徳が どこかでぼやけて なりたい自分にまだなれないまま 電光石火で毎日は過ぎ 少年時代の道徳が どこかでぼやけて 人の心傷付けながら 情けない大通りを歩く そもそも命は いつか終わりを迎える 最後の日まで あと何日あるのでしょう 誰に流されても 誰に唆されても 本当の瞬間は 自分らしくいたいよな さぁこれから何処へ行くのかい クソな皮脱ぎ捨てた僕よ この世で一つの命よ 幸せってどんな形で どんな色でどんな香りか 答えは要らない 少年時代の道徳が… 少年時代の道徳が今 電光石火で脳裏過ぎれば 少年時代の道徳が 分け隔て捨てて 髪や眼や肌、時を越えて 陽の当たる路地裏を行く