転がる石 繋ぐ手と手 いつも口ずさむ歌 遠い遠い夏の日が 私を見ている 山の上で燃えた空を 切り裂いた飛行機雲 遠い遠い夏の日が 私を呼んでいる 儚い毎日は 音も立てず過ぎてゆく 眠るたび日を追う毎に 私らしさが腐ってゆく 心の炎が消えて 貫く想いは枯れて あの日の誓い破れて 虚しさに涙したのに まだ見ぬ未来探して 期待に胸を焦がして 些細なこと喜んで そしてまだ生きていたい私 瘡蓋は剥がれて 何もかも忘れたから 忙しく追われる日々に 幸せすら感じている 心の炎が燃えて 貫く想い震えて あの日の誓い抱きしめて 水たまり裸足のままで まだ見ぬ未来探して 期待に胸を焦がして 些細なこと喜んで 今日もまだ息をしている 誰よりも私らしい私