東京タワー遠くに見える 河川敷に座って 鞄から出した大学ノート ペンを走らせよう 言いたいこと 歌いたいこと 涙で溢れたら 目一杯に思いのまま殴り書いた 大切なものが増えたら 余計今が怖くなった ちょっと窮屈になってはみ出して 書いてはまた消して 繰り返して 僕の声よ歌になれ どんな退屈な日々も感情も 無駄になったページは無かった 君に渡す歌になれ あの地平線と平行線に 伸びた高架線 弾みだすリズム 身体ひとつで どこまでいけるだろう? 落とさないように 忘れないように しっかり眺めたら 昨日までの景色全部が煌めいた こんな僕にもできること 一つずつ集めてた みんな大人になってしまって それがちょっと切なくなっちゃって 僕も少し背伸びして だけどなんだかピンとこなくて その代わりにギターかき鳴らして 僕は空を駆け抜けた いつかこの風に乗っていけ 君がまた明日笑えますように 夕陽に照らされた景色が 見えなくなるまで 歌った 歌った 歌った ちょっと窮屈になってはみ出して 書いてはまた消して 繰り返して 僕の声よ歌になれ どんな退屈な日々も感情も 無駄になったページは無かった 僕の声 君に渡す歌になれ