たまってしまったほこりを見つめ 何日前まで遡る? いつもあなたが荷を下ろす隅に 少しずつたまったほこり 指でなぞって確かめながら 何度も何度も写してみるよ 喉が渇いて流し込むけど 気づけば頬が涙してる 無くしてしまったモノを探している 曇ったガラスじゃよく見えないけれ ど あなたの時間をこの手でさらってゆ く 汚れてしまったのはあなたのせい? わたしのせいかな? どうせ支度をしてもまだすぐに 満たされないことわかってる 少し冷たい風が吹く朝に せめてもの作り笑顔で 慣れた小走り 泣き出しそうな 空が濁って 先を急ぐよ 傷んだ足に嘘つきながら ほんとのわたしを隠している 乱れてしまった気持ちを正している 集めた時間じゃまだ足りないけれど 過ごした全てが意味を纏っている 忘れてしまったのはあなたのほう? わたしのほうかな? うるさい人混みの中で 思い出す 暮らしに潜む影を 離れないで 離さないで 無くしてしまったモノを探している 曇ったガラスじゃよく見えないけれ ど あなたの時間をこの手でさらってゆ く 汚れてしまったのはあなたのせい? わたしのせい? 無くした全てに意味を探している 手に触れることはもうできないけれ ど あなたの全てがわたしを作っている 進まない時間はあなたのせい? わたしのせいかな?