深夜2時のこの部屋は 街の鼓動さえ聞こえないよ ゆらり 剥がれ落ちていく 夢のカケラもう触れられないよ いつの間にか見上げてた 窓の向こうあの一番星 痛みだした心には 明日の光なんて届かないよ まだ報われないの? もうやめにしたいよ 滲むコントラスト 逃げたくたって どうしたって 僕は僕の海を抜け出せない 怖くたって どうしたって 生まれ変われないこと分かっていた 何度涙乾いても 僕は僕をまだ愛せないよ 流れていく季節とも 離ればなれ どこにも行けないよ いっそここで最後 君に埋もれたいよ 君を感じたいよ 我に返って 嫌になって 何もかもを全部閉ざしていた 夜を縫って 朝が来て 嘘になってしまえよと願っていた 限られている時間の中で 立ち止まれないから もっと近くで今を見ていたい もっと遠くへ夢を見ていたい 心音が刻みだす ひとりぼっちこの部屋で 見つけかけた光 溢れていく 声枯らして追いかけて どこにも行かないでと叫んでいた 逃げたくたって どうしたって 僕は僕の海を抜け出せない 怖くたって どうしたって 生まれ変われないこと分かっていた 深夜2時のこの部屋は 街の鼓動さえ聞こえないよ きらり 涙落ちていく 僕は僕をまだ共にしたいよ