独りを拒みながら 一人を望んできた この手で振り払ったはずの その手を繫ぎ止めようとした 選ぶ覚悟を持たず 捨てる勇気すら無い 目の前にある光を 掴むことが出来ずにいる 零れ落ちた涙さえ 濁って見えていたのさ まるで鏡の様に僕を映している 犯してきたこの罪を 背負う重さにさえ 手を離して失って初めて気付く 欲しかった物はきっと 此処に在るはずだった また奈落へと落ちていく 埋まらない空白を 埋める何かを探して 何者にも成れぬまま 彷徨い続けた 求める物 向かう場所 それさえ見えなくなった 渇望する心だけが残っている 犯してきたこの罪を 背負う重さにさえ 手を離して失って初めて気付く 欲しかった物はきっと 此処に在るはずだった また奈落へと落ちていく 犯してきたこの罪を 背負う重さにさえ 手を離して失って初めて気付く 欲しかった物はきっと 此処に在るはずだった またあの日へ手を伸ばしている