此れは哀しい恋物語 ずっと気付いていたけど 想いはいつも 胸に仕舞ってた 涙なんて流せない ただ深く惨めになるだけ 虚ろな目は色を失った どうして私は 彼を好きになったの? 叶う訳 無い恋なんて 望む筈が無いのに… 愛してしまったら最後 絶望の罠に堕ちてく 誰にも云えない気持ちが 私を狂わせてく 生きる事がこんなに苦しい なんて知りたくなかった 止めて その笑顔 見せないで 手遅れになる前に 壊して私を… 鏡覗き 映った私 醜い顔は隠せない どうしてこんな形で 生まれてきたの? 何度も自分の存在を悔やんでいる 躊躇う傷がまた増えてゆく 何の意味も無いのに 楽になれるなら いっそ忘れさせてほしい 笑顔さえも要らない 「ダレカオネガイタスケテ」 不幸の始まり それは出逢ったあの日 無かった事に出来るのなら 私 覚悟を決めるわ 眠る貴方の傍で 永久の別れを告げた 掌 伝うものは何? 今はもう どうでも良い 冷え切った身体をそっと抱き締め 手向けの花を添えた サヨナラ 今でも愛してる 最期に唄うわ 聴いて 哀恋葬歌