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古の残骸

Track by少女病

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  • 2009.08.15
  • 4:33
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歌詞

『淡い霧が立ちこめる、 小さな湖の畔。 無数の墓標が佇む、朽ちた村。 死者に会えるとまことしやかに 囁かれる場所。 死は語る。幾つもの物語を。 魂は謡う。辿ってきた生涯を。 私はここで確かめよう。 死の、先にあるモノを――』 凍える色彩に 思考揺らして 時間に置き去りにされる 不安が消えない 生きてる意味が見えなくて 痛みばかりが 飛び込んでくる息苦しくて ただ日々は空虚に―― 古の残骸 凍りついた物語を 終わりまで ah… 紡いでゆく 溶けることないのを知っても 最期の瞬間は 孤独でもいい 淋しい時ほど一人で いたいと願った 失うことが怖いほど 大切だった 関係こそを自らの手で 壊したくなるんだ―― 古の残骸 途方もない数の旋律 どこまででも 詩は続き 霧よりも色濃くなって…… 殺したはずだった感情の揺れを Ah… この場所にきて感じてる この弱さも何もかもをすべて受け 入れて 差し出される手を探してたんだ その先に死があっても 古の残骸 凍りついた物語を 終わりまで ah… 紡いでゆく 溶けることないのを知っても 『私は此処に住まう、唯一の生者。 見つけたいのは、答えか。 戒めの鎖か。 死者達は遠い歌を奏でるだろう。 それは、黎明の旋律――』 「残酷で優しい――死の残骸」 「この痛みがやわらげばいい。 その手段が、 生と死のどちらになっても……」

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