霧がかる苦い朝は 耳鳴りが先回り 置き去りの化粧水が 睨みつける昨日の秘密 眠らぬ一人の夜には ずーっと斜めに見つめる ピントの合わないオアシス このまま空気に溶け出したい 曖昧 曖昧 未来どうなるかな 淡い 淡い 呼吸だけ 微睡みに漏らす息は ゆっくりと優しすぎて 勝手すぎる温度差が 窓ガラス曇らせる あたかもこの世で一番 寂しい悲しい苦しい いつでもアイノカタワラ 微笑みのシャワー浴びてたのに 曖昧 曖昧 未来 どうなるかな 淡い淡い 呼吸だけ いつしか心が閉まった 言葉を必死に集めて あの日を包んだ香りを もう一度 もう一度 思い出すよ 会いたい 会いたい やっぱりもう遅いか 君の 君の 薬指には、