だらしない小さな部屋に 溜め息押し込む昼下がり あじけないドアノブに 不器用な指紋がへばりつく 嘘だらけの日々 昨日も今日もない なにも言わずに握りつぶした いくつもの叫びが 扉を閉めて麻酔をかけた 心の奥の方に散らばるだけさ 蒸し暑い小さな部屋じゃ 深呼吸も通用しない たまらない孤独のチェーン ちょっとやそっとじゃ はずれない 映画の余韻に 浸ることもなく なにも言わずに握りつぶした いくつもの叫びが 扉を閉めて麻酔をかけた 心の奥の方に散らばるだけさ わからない。それだけを ぶら下げて行ったり来たり 気付かない?気づいてる 不器用なままの鍵の在り処 ざらついた壁に こすりつける、愛 なにも言わずに握り締めてる 大切な気持ちで 心に一つキミノカギアナ 回るというのなら それだけでいいから