大粒の雨 花びらを落とす淡い音 寂しげな寝言 いつもと違う寝返を打つ背中に 人見知りを感じたよ やり場の無いフレーズが漂って 「あたしの前だけで泣いてよ 笑えるくらい」 「あたしの前だけで歌ってよ 呆れるくらい」 誰かの隣で そんな気持ち埋めてたのかな? 小さな雨 ふたつの傘で歩いてた 独りずつの恋 遠くに光る夕日は 心ゆくまで好きな空を照らせたかい 行き場の無いフレーズは彷徨って 「あたしの前だけで笑ってよ 泣き止むくらい」 「あたしの前だけで鳴らしてよ うるさいくらい」 誰かの隣へ そんな言葉 持って行ってしまったの? 愛し終わったフレーズが響いてる 「あたしの前だけで泣いてよ 笑えるくらい」 「あたしの前だけで笑ってよ 泣き止むくらい」 嗚呼 今更そんな気持ち抱きしめて 歌うよ 鳴らすよ ねぇ聞いてよ もう少しだけ