思い出せそう昔自分が 誰だったのか春の気配 こんな景色をどこかで見たわ 薄桃色の夕暮れの中を 西へと向かった あの角を曲がって来るのは あの人に違いない ぼんやりとした予感は 前にも生きた証 雨の日でも会えなくとも待ち続けた <♪> 今宵景色は漆黒の夢揺れる街灯 愛の気配 月の明かりは艶やかに舞う 水銀色のいくつもの足跡 川面に散らして あの角を曲がって来るのは あの人に違いない はりさけそうな予感は めぐる愛の証 死にたいほど永遠ほど待ちつづけた 思い出せそうなぜこうして 生まれてきたか春の気配