黒い雨に濡れ 夜の中 足元に消えたモノは 愛か罪なのか 幾重にも まとわりつく 血を攘う 何時か覚えた傷み 肌を重ねるほど ぬくもりが その笑顔が 私を壊す 生まれ変われたなら 同じ定めの下で あなたと二人 朽ちるまで添い遂げて 幸せとは何か教えて欲しい ひとり呪縛に嘆き愛を失った 私を殺して 飢えを凌ぐ糧 脱け殻は人で在り ヒトでは亡い 甘い首筋に爪を立て 私の命を灯す あの日 捨てた記憶と 意味の無い感情が 優しさが 切なさが 私を壊す 優しいあなたには 此の躯に流れる 忌まわしい血の 罪を隠し続けて 綺麗な儘、私 あなたと居たい 終わりの無い時を 只、生きて逝くのなら 愛に溺れたい 生まれ変われたなら 同じ定めの下で あなたと二人 朽ちるまで添い遂げて 幸せとは何か教えて欲しい ひとり呪縛に嘆き愛を失った 私を殺して きつく抱きしめていて ずっと 嗚呼、深く眠りにつくまで