君へ降る ひらひらり 巡り会う日迄 静寂を切り取って 心に重ねた 抗う程君から 離れて往くと知りながら 忘れ去られるのは人の定めなのに 待ちわびた春へ ひらひらり 散り急ぐ君を探してる 永い夢を見ていたいだけ 何時迄も 消えないで 私だけの君よ 迷いを選ぶ日々に 心は縛られ まだ飛べない 自由が愛しさの答えなのね この世界の檻が私を拒む迄 途切れないように抱きしめて 微熱の在り処を探してる 春のせいにした切なさが 花びらを滲ませて淡く染めるように 鳥が帳に歌えば 風が運ぶ 月の調べ 溶けてゆく 真心は 形を変えて 私の側に有り続けると 待ちわびた春へ ひらひらり 散り急ぐ君を探してる 永い夢を見ていたいだけ 何時迄も 消えないで 幸せを忘れないわ いつかまた会える日迄