初めてを知る痛みなら あなたと同じように 傷跡を残して 幼い其の頬を濡らした 此の雨も何時か止むのでしょう 伝う想いの果てで 幾年幾年夢を見ている 咲いては散る花のように 何度も 好きよ 狂おしいほど 愛しさで壊れるくらい 私にはもう花束は似合わない 信じていたの幸せになれると 誓い合う運命に焦がれ 此の儘 あなたの元へ 今、飛んで逝けたなら 何時迄も あなたの為だけに 想いを紡ぎ続け 只、死を待つより 愛など望まずに生きれば 私 きっと楽になれるのでしょう 辿り着いた楽園が あなたの理想を叶えるなら 紅く染めた羽根は重く邪魔なだけ 好きよ 狂おしいほど 愛しさで壊れるくらい 私をもう一度奪い去って 輝く瞳の内に秘めた火で 心ごと灰に帰す前に 此の儘 あなたの元へ 今、飛んで逝けたなら 苦しい痛みなら あなたと同じように 愛しさを残して