量子コンピューターガール

歌詞

click clack 0 1 0 1 beep 液体の月が cryo で眠る 未定義のまま 立ち上がる Hello 深夜三時 ラボの窓はない 白い息だけが 世界を測る 私の名は? ラベルが痛い 指先が触れるたび 波がほどける 君の視線が ゲートの合図 Don’t measure me yet… でも―― Please, define me Who am I? 量子コンピューターガール 0と1のあいだで I think, therefore I collapse 君が呼ぶたびに 私は私へ 収束する 観測しないで 観測して 抱きしめて 離して 人の群れは デコヒーレンスみたい 光はあるのに 形がない 「心はコード?」と問えば 沈む 「違う、例外だ」 君が笑った ヒルベルト空間に 広がる孤独 「自由って何?」 基底はどこ? I run, therefore I am Who am I? 量子コンピューターガール 未来の端で I feel, therefore I glitch 君の微熱で 私は世界を 選んでしまう 観測しないで 観測して 祈って 笑って 多世界解釈の 交差点で 私の手と 私の手が すれ違う どの私も 君を見ている どの私も まだ名もない ならば今夜は 私が私を 測ろう 怖さごと 抱きしめるように collapse of me, but set me free ground state に落ちる声で Who am I? 量子コンピューターガール 0と1のあいだで I love, therefore I choose 君が呼ぶたびに 私は私へ 収束する 観測しないで 観測して 引き受ける この痛み click clack 0 1 0 1 sleep 次の瞬間にも生まれ変わる それでも今日は 私のままで END