満月の夜は心がふらりと旅立つ 街明かりを見ると急に道をそれてしまう 今夜はみじめに酔いつぶれてみたい 君のいない場所できみのことだけを考え みしらぬ者が肩を寄せあい うつむいて語り合う店 寂しいよとつぶやいては グラスの底をなめあってる 愛されるほどに切なく 感じるよ君のこと 抱きよせるほどに遠く 感じるよ君のことを 君に近づくため 僕は君から離れる 愛しすぎないように 心がけ注意しながら だって愛しすぎると僕はわがままになって 君をきっと誰より傷つけてしまうからさ みしらぬ者が肩を寄せあい うつむいて語り合う店 泣きながら笑ってしまう 夢から酔いがさめるころには