吐いて捨てたはずの 想いを今さらになって 拾い集めたって 僕にとって何になって 日々は無機質に過ぎ 気づけば未来が減る中で 手放せないものが 僕にだってあるんだって 僕はまた夢を見ている 少しの熱を帯びて 何一つ褪せない世界が 目の前に広がっている 愛で埋めた数を 競い合っても意味は無いのに あまりに愛おしくて 名前をつけてしまうんだ 至極不確かな存在 イコールさえ形を変える 酷く曖昧な境界 色濃く光放つ 僕はまだ夢を見ている 僕はまた夢を見ている 少しの熱を帯びて 何一つ褪せない世界に 僕はただ見蕩れている