闇を切り裂いて響いていた 空を忘れた街のざわめき 寒さのせいか曇ったガラスと 閉め切ったまんまのカーテンの 隙間から 聴こえるんだ 孤独とはきっと わずかに優しさを孕んで 微笑むんだ 温もりというには 残酷な空気をまとって 眠る事を忘れて 思いにふけってるだけの夜に 出来る事ならあなたに抱かれて 時を忘れた陽だまりの様 胸の奥まで照らして欲しい もうとっくに錆び付いてくすんだ 明日を 感じたんだ 見えない翼 空を二つに裂いて 走り出せば イメージよりも そんなに悪くはないさ 太陽になれなくたって 太陽が輝いて見えたら それでいい きっともう大丈夫さ 分かっているはず その背中は昨日よりも強く 胸に抱いてた本当の未来が すぐ側に見えるから 足下の道を 信じるんだ スピードを上げて 高鳴る期待と鼓動に 重ね合った 思いが今 どこかへ辿り着けば 太陽になれなくたって 太陽が輝いて見えたら それでいい 信じるんだ・・・ 感じるんだ・・・