布教

歌詞

這いつくばっても意味が無い 親に甘える奴らが妬ましい 理想ばっかに健気で 音楽を始めた俺はもう居ない 認めたくない若い才能達が 世間を騒がせる 認めてくれ 始まりは16の春 譜面とギターを持って唄う 創ることが好きだったのに いつから心を無くしたんだ 綴るも歌詞は捻くれて 崩れる価値観を薪にして 神様になりたいんだ 崇められる存在に 都合の良い解釈をしていたの 認めてくれ俺の事を 嫌った奴は五万といた 人の真似をしたダメ人間の 歌に価値はあるんですか どれだけ作っても認められないし 飽きられる前に認めてくれよ 作品を創るたび思う 綺麗事は何にも無い 満ちてくものは疲労だけで ついに譜面を破り捨てた 「俺は音楽を辞めるべきか?」 綴るも歌詞は真似ばかり ノートに嵌めるガラクタの言葉 本当はこんなもん 唄いたくは無いのにさ 認められるためにはさ これしか無い 助けてくれ俺の事を 見過ごした奴は五万といた 満たすのは数字だけなんだ 早く俺を見つけてくれ お金も女もさ満たしてはくれない 死んでしまう前に見つけてくれよ 音楽だけで生きてきた 俺が社畜になんて馬鹿らしい 理想も無しに生きるのさ 音楽が俺を殺したんだ 凡で終わるか非凡で終わるか 俺はまだ唄いたい 時効はまだ 尺を稼ぐ 「認めてくれ」 認めてくれ俺の事を 聴くだけの音楽なんだから 出来る限りの努力はしたさ だから早く聴いてくれ 人生全部でさ 書けるだけ書いた 死んでしまう前に認めてくれよ 広めてくれよ 俺の音楽を 認めてくれよ 俺の生涯を 満たすまでもっと