それでも電車は走り出す… ただ そこには何もなかった 明日にはもう 新しい町で また全てが始まる前に 伝えたい このムネの想い ふるえる指で押した 最後のダイヤルの 向こう側で君の声もふるえてた それでも電車は走り出す 扉ひらく音聞くたび迷っても それでも電車は走り出す… 今すべてを忘れることが できるなら このムネをさいて 君という存在を忘れることが できるのだろうか? 心はやり場もなく 誰かをキズつけて 見えない自分の心に 背を向けた それでも消えないこの想い 1枚きり 君の写真 捨てたけど それでも消えないこの想い… 「あなたの心が 変わってないのなら 駅で待ってます。」と 手紙に想いたくし 最後の電車が静かにホームへと すくむ足のりこませ 君だけを探す 僕の耳に 聞こえたのは… 発車のベル それでも電車は走り出す 扉ひらく音聞くたび迷っても それでも消えないこの想い 1枚きり 君の写真 捨てたけど それでも電車は走り出す…