泥だらけの服の下また今日もひとつ 増えた傷パパにだけ見せて笑ってた 夢見たものひとつずつ箱にしまって いつか僕も 大人という 抜けがらになる 夏の終わりにうつむく向日葵 太陽昇れとまた咲く時を待ってる やっと気付いた心の傷あと そっと隠しながら もしも僕があの頃の僕に手紙を 出せるならどれくらい 真実で 書けるだろう 眩い光にうつむく日もある 希望の重さに負けない孤独な強さを 想いは未来も運命も変えてく きっとこんな時代でも… 籠に入れられた鳥は いつしか自由を失ってた ある朝 逃げ出してみたけれど もう飛べなくて… 夏の終わりにうつむく向日葵 拭いきれない悲しみの雨に傘を 鋭った心にやわらかな毛布を 冷たい壁には君の絵を 無名のランナーに声援の追い風を 群れにはぐれた羊にママの居場所を 愛する人に疑い無き祈りを この僕に願いを この詩は君と あの頃の僕に